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Udemy・Amazonで集客する設計図|講座・本・次の接点を分ける

Udemy・Amazonで集客する設計図|講座・本・次の接点を分けるの説明用イメージ(AI生成)

Udemyの講座もKindle本も公開した。けれど、その後の売上につながらない。そんなときは、次の1本を作る前に、教材を買った人が何を得て、次に何を必要とするかを確かめましょう。

講座1本、本1冊と入口を増やすだけでは、次の商品を選ぶ理由までは伝わりません。

先に決めたいのは、誰の、どの悩みを、講座と本でどう解決し、その後の学びをどう案内するかです。入口を増やす作業と、読者に次の行動を選んでもらう設計を分けましょう。

僕が勧めているのは、まず1つの講座を完成させ、さらに学びたい人へ関連情報を案内できる状態にする進め方です。その後、同じ知識を本にも展開する方が、作るものだけが増えて疲れる状態を避けやすいからです。

この記事では、講座・本・自社サイトの3つの役割を整理し、媒体ごとのルールに沿って集客を考える記入表を用意しました。あなたの知識を、今それを必要とする人へ届ける計画に変えていきましょう。

目次

集客の前に、同じ相手へ届けるテーマを決める

Udemyで表計算、Kindleで英会話、自社の相談は筋トレ。これでは、1つの教材を気に入った人に、次の商品も必要としてもらえるとは限りません。

まず、あなたが続けて教えられる経験と、相手が解決したい悩みを合わせます。「好きだから作る」だけでも、「売れていそうだから選ぶ」だけでも、説明や実演に使える経験が薄くなりがちです。

テーマを選ぶときは、次の3点を確認してください。

  1. 実際に相談されたこと、繰り返し実践してきたことがある。
  2. その問題を解決する教材やサービスが既にあり、読者の声を調べられる。
  3. 自分の実例・手順・判断基準を使い、特定の人へ役立つ説明ができる。

競合のレビュー数や受講者数は、需要を考える手がかりです。ただし、利益や自分の販売成功を証明する数字ではありません。先行する商品から困りごとを学び、自分の経験で具体的に答えられる範囲を選びます。

Udemy・Kindle・自社サイトで、役割を分ける

同じテーマでも、媒体ごとに得意な学び方が違います。

媒体 その場で届ける価値 読者にしてほしい行動
Udemyの講座 操作を見て、実際に課題を完成させる 受講中に手を動かし、できるようになる
Kindle電子書籍 順序立てた説明や判断基準を、読み返して使う 本の中で疑問を解決し、実践する
自社サイト 詳しい記事・関連資料・講師の情報を確認する 次に必要な学びや案内を自分で選ぶ
自社の登録後の案内 本人が希望したテーマを継続して学ぶ 受け取った内容を使い、必要な商品を判断する

買った教材だけで、約束した課題へ取り組める。まずは、この状態を作ってください。大事な説明を別登録の先へ隠すと、受講者は購入した講座だけで学びきれません。

その上で、さらに学びたい人へ関連する資料や次の商品を案内します。教材の内容が役に立ち、次の課題も自分に合うと分かれば、無理に追いかけ続ける営業を減らす方向へ進めます。

同じ悩みに、媒体ごとの答えを作る:共通の相手は月末の集計に困る個人事業主、Udemyの講座はサンプルを操作し集計表を作る、Kindleの本は判断と見直しの順番を読み返す、自社サイトは応用記事や支援の範囲を確かめる
同じ悩みに、媒体ごとの答えを作る。本文の手順・判断を整理した説明図です。

最初は1つの講座から、必要な次の接点まで作る

最初の講座が未完成なのに、電子書籍、YouTube、メール、自動ウェビナーを全部並行して作る。これでは、どれも途中のままになりがちです。

僕が教材で伝えているのは、最小限の導線を先に機能させる考え方です。講座を完成させ、次の課題へ役立つ案内を用意し、その後に媒体や自動化を増やします。

ここで必要なのは、次の3つの確認です。

  • 講座だけで、販売時に約束した課題へ取り組める。
  • 次に困ることが何か、質問や実践結果から把握できる。
  • 案内する場所・内容が、その媒体で認められている。

まだ講座の制作工程が分からない場合は、Udemy初コースの企画から公開までへ進んでください。講座ができた後の本への変換は、コンテンツを本・ブログ・音声へ作り直す例で詳しく扱っています。

媒体内へ、登録リンクを何でも貼らない

僕が伝えている集客の考え方と、プラットフォームが認めるリンクの場所は分けて確認します。自社の無料書籍を紹介したい場合でも、各媒体のルールを確認してから設計します。

Udemyは学習本文・ボーナス・お知らせを分ける

Udemy公式のコース構成の案内では、最後のまとめの後に、他のコースや商品を案内する任意のボーナスレクチャーが示されています。通常の学習レクチャーを、登録や宣伝のための時間へ置き換える設計にはしません。

また、受講者との連絡に関する公式案内は、教育目的のお知らせと、自分のUdemyコースを案内する販促メールを区別しています。教育お知らせから自社の登録ページへ誘導したり、販促メールを外部商品の宣伝に使ったりする方法は採用しないでください。

ボーナスにも詳細な配置ルールがあります。無料設定のコースと有料コース、無料クーポンの扱いも同じとは限りません。実装前に、その時点の公式規則と編集画面の案内を確認します。

Kindle電子書籍から、個人情報を求めるフォームへ誘導しない

KDPのハイパーリンクガイドラインは、メールアドレスや住所などを求めるWebフォームへのリンクを禁止例に挙げています。

そのため、メール登録を求める特典受取フォームへのリンクを、Kindle電子書籍内へ設置する設計は採用しません。別ページやSNSを間に挟めばよい、という回避方法も勧めません。

関連資料や本の内容を補うリンクでも、読書体験に必要かを考えます。本の役割は、まず読者の疑問を解決すること。宣伝へ連れ出すために、本文の答えを隠さないでください。

本を最後まで読めば必要な手順が分かり、登録せず使える関連資料もある。Kindleでは、まずこの読書体験を完成させます。自社ブログで案内する無料書籍の登録フォームを、そのまま本の中へコピーしないでください。

1つのテーマで、講座・本・次の学びを作る記入例

以下は、毎月の売上集計を教える架空の例です。実在の講座や登録実績ではありません。

項目 記入例
届ける相手 月末の集計に毎回時間がかかる個人事業主
共通の到達点 売上の入力から月次集計まで、自分で確認できる
Udemyの中身 サンプルデータを操作して集計表を作る動画と課題
Kindleの中身 集計で間違えやすい判断と、見直す順序を図・文章で説明
次に生じる課題 実データに合わせて項目を増やしたい、入力を統一したい
自社サイトで用意する情報 応用記事、関連資料、支援範囲が分かる案内
媒体内の案内 媒体の現行規則に合う関連情報だけ。フォーム直リンクの無条件設置はしない

この例なら、Udemyでは集計表を操作する様子を見せ、Kindleでは間違えやすい判断を手元で読み返せるようにします。

動画の文字起こしをそのまま本に貼るだけでは、読者が手順を再現しづらいことがあります。画面を見ないと分からない箇所には図や説明を足します。逆に本の文章を読むだけの動画では、操作を見たい人の得が小さくなります。

同じ知識を使いながら、媒体ごとに学びやすく整える。これで、毎回ゼロから別のテーマを考える負担を減らし、あなたの説明と実例を磨く時間に使えます。

媒体を増やす前に、1つを機能させる:最初の講座は教材だけで約束した課題を進める、次の課題を知るは質問と実践で困る場面を確かめる、案内の場所を確認は媒体ごとの現行ルールに合わせる、本へ再編集するは図や説明を足し、読み物へ変える
媒体を増やす前に、1つを機能させる。本文の手順・判断を整理した説明図です。

城智英の解説動画:講座と本を入口にする役割

城智英の公開動画。プラットフォームと学びたい人へ届ける考え方の解説です。現在の外部リンクの許可や、本記事の記入例の実績を示す動画ではありません。 YouTubeで該当場面を見る

この記事の記入シートをダウンロードする(CSV・記入例付き)

ExcelやGoogleスプレッドシートで開いて使えます。記入例は説明用の架空例です。ご自身の情報へ置き換えてください。

見つかった数・学ばれた数・次へ進んだ数を分ける

集客を改善するときは、入口から順に見ます。

  1. 商品ページが表示・閲覧されているか。
  2. 購入や受講、読了後の実践へつながっているか。
  3. 認められる次の接点へ進む人がいるか。
  4. 自社サイトでは、記事閲覧・CTAクリック・登録完了を分けられているか。

UdemyとAmazonの人数を足して、全員が別人だと数えないでください。同じ人が両方を使うこともあります。取得できない指標は「未取得」として残します。確認できた0件と同じ欄へ入れると、どこを改善すべきか判断を誤るからです。

閲覧が少ないなら、対象の悩みと題名・紹介内容を見直します。閲覧はあるのに学ばれないなら、約束と中身、対象者の条件を確かめます。購入後の質問が同じ箇所に集中するなら、追加宣伝の前に教材を直すべきです。

あなたの講座と本について、「買った人ができるようになること」を1行ずつ書いてください。その後で生じる課題が分かれば、追加教材が必要なのか、自社の記事を整えるのかを決められます。次に作るものを増やす前に、今ある教材で学びきれるかを確かめましょう。

次の工程へ進むための関連記事

あなたの経験を、講座と本で届けるには

今ある知識や経験を、講座や本にして必要な人へ届けたい方へ。僕の著書『マーケティング不要の次世代型コンテンツビジネス』で、何を商品にするか、AIとどう分担するか、学びたい人が集まる場所でどう届けるかをお伝えしています。

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