「ねえ、ちょっと!何やってるの?」
こんにちは。
城 智英(じょう ともひで)です。
先日、妻に怒られてしまいました。
何があったかというと、
しゃもじを水につけずにご飯をよそおうとしていたのです…。
そしたら
「米粒がしゃもじにくっついて、後々大変じゃん!」
と言われました。
まぁ、そりゃ、怒られますよね笑!!!
でも僕の名誉のために言っておきますと、
僕はいつもは、炊飯器にしゃもじを
ダイレクトに突っ込む人ではありません。
一般的な日本人がそうであるように
小学校では給食当番を経験しました。
その時にしゃもじは水に浸しておくものだと学びました。
中高生になると、
しゃもじとは疎遠になりましたが、
結婚後、これまではちゃんと
しゃもじは水につけてから使っていました。
ただ、この日
ほんとうにたまたま、
この時だけ、
いつもは当たり前にしていた動作
「しゃもじを水につけること」
を忘れました。
なぜ、このようなことになったのでしょうか?
…言い訳させてください。
そもそも僕たち人間は
「忘れるように」できています。
たとえば、ネガティブな記憶や、
いやな思い出が
体験したその時のまま
鮮明な記憶としてずっと残り続けていたら、
トラウマで身動きできなくなる人が続出してしまいますよね。
また有名な話だと、
「エビングハウスの忘却曲線」を
あなたも一度は聞いたことがあるかもしれません。
ドイツの心理学者エビングハウスが、
人の記憶と時間の関係について研究を行いました。
人の記憶が、時間の経過とともに
どのように変化するのかを調べたのです。
結果、人は情報を覚えた瞬間から忘れ始め、
20分で覚えたことの約4割を忘れていることがわかりました。
1日後には74%
1週間後には77%
1か月後には79%
忘れてしまうのです。
恐ろしいですね。
だから、僕がしゃもじを水に付け忘れたのも
実は不思議ではないのです。(ただの言い訳)
では、この事実を僕たちのビジネスに活かすためには
どうすれば良いでしょうか?
ポイントは1つ。
あなたが伝えたいメッセージは
何度も繰り返し伝え続けてください。
なぜなら、
「お客さんは忘れる」
からです。
たとえ、あなたが一度伝えたと思っていても、
お客さんは忘れてしまいます。
さっきまで覚えていたことも
つい、うっかり、忘れてしまうのです。
だから、伝えるのは1回ではダメなんです。
知っていると思っていても
もう一度伝えないといけないんです。
「〇月〇日〇時から新商品を発売しますよ」
「✖月✖日✖時が申込みの締切ですよ」
「ビジネスにおいて集客が重要ですよ」
「ダイエットでは糖質の制限が大事ですよ」
メルマガでも
LINEでも
YouTubeでも
もうすでに使ってしまったネタだから…
などと思わず、何度も何度も伝えてください。
それは、間違いなく価値のあることです。
「人は忘れる。だから何度も伝える。」
ぜひ活用してみてくださいね!
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