オンラインビジネス自動化の教科書詳しくはこちら

コンテンツの文章が書けないときは?素材から「主張+説明」の1節を作る方法

コンテンツの文章が書けないときは?素材から「主張+説明」の1節を作る方法の説明用イメージ(AI生成)

書いては消して、また同じ一文に戻る。知っていることはあるのに、記事や講座の原稿にしようとすると、急に言葉が出なくなることはありませんか?

そんなときは、文章をうまくする前に、止まっている箇所を分けてみてください。伝えたい結論がないのか、結論を支える材料がないのか、それとも相手に伝わる説明に変換できていないのか。必要な作業が違うからです。

こんにちは。城 智英(じょう ともひで)です。僕のコンテンツライティングの教材では、読者に覚えてほしい「主張」と、その主張を納得できるものにする「説明」を分けて考えています。今回は、自分の知識を講座や記事にしたい人へ、白紙から1節を完成させる手順をお伝えします。

目次

文章が書けない4つの状態を、今の原稿から見分ける

「文章力がない」で片づけると、何を練習するかまで曖昧になります。あなたが今、書きかけている原稿を1本開き、次の質問に答えてみましょう。

今の状態 確かめること 次の作業
何を伝えるか決まらない 読後に覚えてほしい一文があるか 主張を一つにする
結論の後が続かない 理由や具体例の手元資料があるか 説明の材料を集める
専門用語だけになる 読者がその言葉を知っているか 身近な動作で説明する
書き直しが終わらない 下書き中に語尾まで直していないか 材料を並べてから整える

これは執筆作業を分けるための表です。疲れている日は休むことも必要ですし、すべての「書けない」が同じ原因だとは限りません。

たとえば、説明用の架空テーマを「スマホ写真の整理」とします。読者は、写真が増えすぎて、家族の写真を探せない人。この人へ何を覚えてもらいたいでしょうか。

「写真整理は大事です」では、何をしたらよいか分かりません。「最初から全写真を分類せず、今月分だけを整理しましょう」なら、作業の始まりが見えます。ただし、それだけでは「どうして?」が残りますよね。

書けない場所から次の作業を選ぶ:結論がないは主張を一文に、理由が続かないは材料を集める、専門語ばかりは動作に置換、直し続けるは下書き後に推敲
書けない場所から次の作業を選ぶ。本文の手順・判断を整理した説明図です。

誰の、どんな困りごとに答える1節かを決める

書く範囲が大きすぎると、集めた知識が全部必要に見えます。「写真整理のすべて」を説明しようとすれば、保存先、バックアップ、家族共有、容量の話まで広がってしまいます。

あなたが届けたい相手を1人に絞り、今つまずいている動作を書いてください。

架空例なら「旅行写真を家族に送りたいのに、古い写真まで見返して手が止まる」。読後の到達点は「今月の旅行写真だけを選び、一つのアルバムへまとめる」です。全写真の整理を終える約束にはしません。

僕が教材で重視しているのは、自分の頭にあるイメージを、相手が理解できる言葉へ変換することです。「分類体系を構築する」より、「まず今月の旅行写真だけを一つにまとめる」の方が、初心者には動作を想像しやすいでしょう。

対象者の言葉は、許可を得た相談やアンケート、自分の公開記事への質問などから集めます。あなたが聞いた実際の発言と、自分の推測は別に記録します。個人が分かる相談内容を、そのまま公開しないことも大切です。

「誰に」を決める考え方は、文章術の極意をまとめた記事でも解説しています。

主張を一文にし、足りない説明を3種類の材料で埋める

主張は、読み終えた人の頭に残したいメッセージです。全部の知識を詰め込む場所ではありません。

架空例の主張は「写真整理に手がつかないなら、今月分だけから始めましょう」。この一文に対し、あなたの読者が聞き返しそうなことを、1個ずつ書き出します。「なぜ今月だけ?」「何から触るの?」「それで昔の写真はどうなるの?」という疑問です。

説明の材料は、次の3方向から集めると整理しやすくなります。

  • 競合の説明:同じ悩みにどんな答えが既に出ているか。条件や注意点は何か。
  • 対象者の声:どこで止まり、何を不安に思っているか。
  • 主張を支える資料:自分で確かめた手順、記録、公開可能な実例、公式資料など。

競合の記事を読んでも、他人の体験が自分の実績になるわけではありません。数字や効能を言うなら、その条件を確かめられる出典が必要です。確かめられないときは、説明用の例として扱うか、主張そのものを小さくします。

今回の例なら、あなたが使う写真アプリで、写真を選んでアルバムに入れる操作を1回試します。まだ確認していない機能名を、想像で操作手順へ入れないでください。「写真を選ぶ」「アルバムへ追加する」という動作を、端末に合う名称へ置き換えます。

箇条書きの材料を、読者が動ける1節に変える

集めた材料を、そのまま文章へつなぐ前に並べます。ここで必要なのは、美しい言い回しより順番です。

部品 架空例の記入
読者の困りごと 過去の写真を見返して、整理が終わらない
主張 まず今月の旅行写真だけをまとめる
理由 全期間を一度に扱うと、選ぶ範囲が広がるから
具体的な動作 今月分を表示し、旅行写真を選び、旅行名のアルバムへ追加
限界・残る作業 古い写真の整理やバックアップは別の作業

この5つの部品を文章にすると、たとえば次のようになります。以下は説明用の架空原稿で、実際の受講者の成果ではありません。

写真整理を始めるたびに、昔の旅行写真を見返して手が止まっていませんか。まずは今月の旅行写真だけを一つのアルバムへまとめてみましょう。全期間を一度に整理しようとすると、選ぶ範囲が大きくなるからです。今月分を表示し、旅行写真を選び、旅行名を付けたアルバムへ追加します。これで過去の写真まで整理できるわけではありませんが、今回家族へ送りたい写真を取り出しやすくなります。

「写真整理は大事」「便利になります」だけだった説明に、対象、理由、動作、限界が入りました。読者は、何をどこまでやるかを判断できます。

写真整理の材料を一節にする:対象は旅行写真を探す人、主張は今月分からまとめる、説明は理由と操作を補う、限界は古い写真は別作業
写真整理の材料を一節にする。本文の手順・判断を整理した説明図です。

書いた1節は「読者が同じ動作をできるか」で推敲する

自分には伝わる説明でも、初めて読む人には途中が抜けていることがあります。「整理してください」だけで止まっていたら、どの写真を、どこへ、何のために移すのかまで補います。

次の4点を見直してください。主張が二つ以上になっていないか。理由と実例がその主張を支えているか。専門語を知らなくても動作が分かるか。例を実績のように見せていないか。

あなたの完成文を1回、声に出して読んでみてください。長すぎる一文や、理由が飛んでいる箇所に気づいたら、そこを直します。可能なら想定読者に近い人に読んでもらい、「この後、何をすると思ったか」を聞いてみましょう。「分かりやすかったですか?」だけでは、説明の抜けが見えにくいからです。

書けない箇所を、記入シートの空欄から見つける

配布シートには、対象者、困りごと、主張、確認済みの材料、分からないこと、完成文を記入できます。あなたが今日仕上げたい一つの節だけを埋めてみてください。根拠欄が空いていれば、文章を飾るより調べることが先だと分かります。

本人動画:伝える主張を先に決める

城智英の公開動画。城智英の公開動画の23:39「主張の決め方」から26:54の次章まで。文章の主張を先に決める補助資料です。この記事の記入例や本文と説明の全手順を実演した映像ではありません。 YouTubeで該当場面を見る

この記事の記入シートをダウンロードする(CSV・記入例付き)

ExcelやGoogleスプレッドシートで開いて使えます。記入例は説明用の架空例です。ご自身の情報へ置き換えてください。

AIに書いてもらえば、材料集めは不要ですか?

不要にはなりません。AIへ渡す材料が曖昧なら、もっともらしい説明が出ても、自分が確認できる内容かは別です。実績や引用を足すよう頼む前に、自分の資料にある事実と、説明用の例を分けましょう。

PREPなどの型は使った方がよいですか?

型は材料の置き場所を考える助けになります。ただ、理由や具体例の欄が空なら、型だけでは埋まりません。まず主張に対する「なぜ」「たとえば」「どうやる」を集め、伝わる順番へ整えてください。

白紙の前で止まったら、覚えてほしいことを一文だけ書いてみる。その後に、理由と具体例を置く。今日は、その一節ができれば前に進めます。

作った説明を、講座や商品としてどう届けるかまで考えたい方へ。「次世代型コンテンツビジネス」の案内を用意しています。

次の工程へ進むための関連記事

あなたの経験を、講座と本で届けるには

今ある知識や経験を、講座や本にして必要な人へ届けたい方へ。僕の著書『マーケティング不要の次世代型コンテンツビジネス』で、何を商品にするか、AIとどう分担するか、学びたい人が集まる場所でどう届けるかをお伝えしています。

無料PDF書籍『マーケティング不要の次世代型コンテンツビジネス』の正式モックアップ
無料で受け取れる電子書籍(PDF)です。

次世代型コンテンツビジネスの無料書籍を受け取る →

案内ページのメール登録フォームから、PDFの受け取りURLをお届けします。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次