Kindleで出版しても売れないって本当?
Kindleで出版物が売れないときの対処法が知りたい!
Kindle出版が売れなかったときのデメリットは?
Kindle出版を始めても「思ったより売れない……」と悩む人はとても多いです。
実は、売れない原因のほとんどはテーマ選び・タイトル・表紙デザインにあります。逆に言えば、この3つを改善するだけで売上アップのチャンスは大きく広がると言えるでしょう。
この記事では、Kindle出版が売れないときに考えられる主な原因だけでなく、売れないときの対策やデメリットについてもお伝えしていきます。
もし、少しでも売れる確率を上げたい場合は、電子書籍とペーパーバックの両方を同時に出版し、2つの需要をそれぞれカバーしておく方法が有効です。
僕が監修した著書『AmazonでKindleとペーパーバックを同時出版する方法』では、手順をひとつひとつ丁寧に解説しているので、誰でもスムーズに出版まで進められるようになっています。
僕が実践している方法を体系的にまとめているので、真似するだけで販売のチャンスを大きく広げられます。ぜひあなたも売上アップの可能性を手にしてくださいね!
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| この記事を書いた人 | |
|---|---|
|  城 智英(じょう ともひで) | Webマーケター。オンライン講座作成・集客のプロ。Kindleを19冊以上出版し、ニッチなカテゴリーで1位を多数獲得。また特に売れている本だけに付けられるベストセラー1位タグも獲得し、現在ベストセラー作家として活動中。他にも紙の本(ペーパーバック)を19冊以上出版。 | 
Kindle出版で売れない原因3選
Kindleで出版しても売れない原因として最も多いのが、以下の3つです。
| ・テーマがニーズにマッチしていない ・タイトルに魅力がない ・表紙のデザインにこだわっていない | 
それぞれ詳しく解説していきます。
テーマがニーズにマッチしていない
Kindleで出版しても売れないときは、本のテーマ自体が読者のニーズに合っていない可能性があります。
どれだけ内容が優れていても「自分が書きたいこと」だけでは、読者に興味を持ってもらえません。
まずは需要があるかを把握することが重要です。Amazonのランキングやレビュー、Googleの検索キーワードなど、実際に読者が求めているテーマをリサーチしてみましょう。
売れるための第一歩はテーマ選びからです。ぜひ執筆前にリサーチを取り入れてみてください。
タイトルに魅力がない
Kindle出版で売れないときは、タイトルに魅力が不足していることも原因のひとつです。
タイトルは読者が最初に目にする部分であり、クリックされるかどうかを大きく左右します。たとえ内容が良くても、タイトルが平凡だと手に取ってもらえません。
魅力的なタイトルにするコツは、以下の3つです。
| ・読者の悩みや願望を盛り込む ・数字を入れて具体性を出す ・ベネフィット(得られる効果)を明確にする | 
数多くの競合と並んだときに、「思わずクリックしたくなるタイトル」を意識することが売上アップへの近道です。
表紙のデザインにこだわっていない
Kindleで出版しても売れないときは、表紙のデザインを見直してみるのも有効です。
レイアウトやタイトルの文字が見づらいと、どれだけ本の内容が良かったとしても購入に繋がりにくくなります。
特にKindleストアでは表紙が小さな画像で表示されるため、ごちゃごちゃした印象だと読者に避けられてしまう可能性もあります。
一目でタイトルやテーマが伝わるような、魅力的な表紙デザインを目指しましょう。
Kindleの表紙サイズについて詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。
→「Kindle 表紙サイズ」
Kindle出版で売れないときの対策3選
Kindle出版で売れないときに効果が出やすい対策が、以下の3つです。
| ・SNSやブログで宣伝する ・表紙とデザインを見直す ・レビューを獲得する | 
「Kindleは宣伝しなくてもいい」と思われがちですが、実際には出版しただけではほとんど読まれません。
対策について、それぞれ詳しく解説していきます。
SNSやブログで宣伝する
出版しただけでは読者の目に触れる機会が少ないため、まずは自分から情報を発信することが大切です。
例えば、以下のような方法があります。
| ・Xで本の内容や執筆の裏話を投稿 ・ブログで目次や一部内容を紹介 ・メルマガやLINEで読者に直接お知らせ | 
重要なのは、自分の本の存在を読者に知ってもらうことです。
ターゲット層に直接届く方法を選べば、より販売に繋げやすくなるでしょう。
表紙とデザインを見直す
Kindleで売上を改善したいなら、表紙やデザインが適切かどうかも見直してみるのがおすすめです。
販売に繋がる表紙デザインにするには、以下の点を意識します。
| ・小さなサムネイルでも見やすいレイアウトにする ・ジャンルに合った雰囲気や色使いにする ・シンプルなデザインにする | 
既存の本のデザインを参考にしたり、テンプレートをうまく活用したりして、魅力的で見やすい表紙に仕上げていきましょう。
レビューを獲得する
Kindle出版で売上が思うように伸びないときは、読者からのレビューを集めてみましょう。
Kindleにおいて、レビューの有無は売上を左右する重要な要素です。レビューを効率的に集めるには、以下の方法を試してみましょう。
| ・友人や知人に読んでもらい、率直な感想を書いてもらう ・メルマガやSNSで読者にレビュー投稿をお願いする ・書籍内や表紙裏にレビューのお願いメッセージを入れる | 
高評価のレビューが増えると、ランキングや検索結果で読者の目に触れる機会が増え、売上の向上にも繋がります。
もちろん、本のクオリティを高めておくことが前提ですが、レビューを活用すれば自然に販売数を伸ばすことができるでしょう。
Kindle出版のデメリット3選
Kindle出版は誰でも始めやすい反面、知っておかないと時間やコストの負担が大きくなることがあります。
ここでは、特に注意したい3つのデメリットについて詳しく解説します。
| ・時間・労力がかかる ・外注費用が赤字になる ・最初から大きな収入は期待できない | 
以下に解説していきます。
時間・労力がかかる
Kindle出版では、原稿作成から表紙デザイン、アップロード、販売後の管理まで、多くの作業が必要です。
特に初めて出版する場合は慣れない作業も多く、思った以上に時間や労力がかかります。
例えば執筆作業ですが、慣れた人でも2週間〜1ヶ月程かかるのが一般的です。
文章を書くことに慣れていない方や、毎日安定して作業時間を確保するのが難しい場合は、これより長くかかることもあり得ると考えておくと良いでしょう。
外注費用が赤字になる
出版作業を代行サービスに外注した場合、本が思ったように売れなければ赤字になってしまう可能性があります。
特に初めて出版する場合は売れ行きが読みにくいというリスクもあるため、注意が必要です。
ただし、代行サービスを利用することで本のクオリティを高められるのも事実です。
執筆から出版まで自分で行い赤字リスクを避けるか、作業を外注して完成度を優先するか、事前にしっかり検討しましょう。
最初から大きな収入は期待できない
Kindle出版では、出版してすぐに大きく売り上げることはほとんどありません。
たとえ本の内容が優れていても、読者に認知され、レビューやランキングで露出が増えるまでには時間がかかります。
そのため、安定した売上が立つまでには、継続的な宣伝や改善をしていく必要があるでしょう。
ただし、1つの本で複数の需要を満たすことができれば、一気に販売機会が広がります。
『AmazonでKindleとペーパーバックを同時出版する方法』を参考に本を作成すれば、電子書籍とペーパーバックの需要を同時に満たすことが可能です。
僕が実践している方法を詰め込んだ1冊なので、ぜひ真似して、あなたも早く販売の成功体験を手にしてくださいね。
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Kindle出版で売れている人気ジャンル3選
Kindle出版で売れている人気ジャンルは、以下の3つです。
| ・自己啓発・ノウハウ系 ・体験談・エッセイ ・実用・専門系 | 
ジャンル選びに迷っている方は、この中から自分に合ったテーマを探してみてくださいね。
自己啓発・ノウハウ系
自己啓発やスキルアップ、ビジネスノウハウなど、読者の悩みや目標に直接役立つ内容は安定した需要があります。
ただし、自分が書きたいことだけ書いても、読者のニーズは満たせません。
大切なのは「あなたの本から読者が何を得られるのか」という点を意識することです。
需要のある分野にテーマを絞ったうえで、自分自身の経験をもとに実践的なアドバイスや具体例を入れるようにすると、本の信頼性が高まりますよ。
体験談・エッセイ
自分の経験や日常の気づきをまとめたエッセイは、共感を呼びやすく、口コミで広がることがあります。
このジャンルで重要なのは、誰もが経験する平凡な出来事ではなく、ユニークな体験や読者に学びを与える内容を選ぶことです。
どこにでもあるような平凡な内容やタイトルでは、購入には繋がりません。
「どういうこと?」と思わずクリックしてしまうような、魅力的なエピソードを盛り込むようにしましょう。
実用・専門系
資格取得や専門知識、趣味、実践的なノウハウなどを扱う実用・専門系ジャンルは、Kindleでも特に人気があります。
このジャンルにおいて読者が求めているのは「すぐに役立つ知識」や「実際に行動に移せる情報」です。
具体的でわかりやすい解説や手順を盛り込むことで本の信頼性が高まり、良いレビューにも繋がります。
結果としてKindle上での露出機会が増え、購入されやすくなる点も「実践・専門系」ジャンルの大きなメリットだと言えるでしょう。
Kindle出版売れにくいジャンル2選
Kindle出版で一般的に売れにくいと言われているジャンルは以下の2つです。
| ・小説・エンタメ系 ・絵本や図版 | 
もちろん工夫次第で売れる可能性はありますが、Kindleでの出版は相性が悪いことが多いのが実情です。
以下に詳しく解説していきます。
小説・エンタメ系
小説・エンタメ系はKindle出版の中でも競合が非常に多く、無名の著者は埋もれやすい傾向があります。
著者名や話題性で購入を決める読者も多いため、知名度が無い状態で新規参入すると販売に繋がりにくいケースも少なくありません。
絵本や図版
絵本や図版を中心とした書籍は、読みやすさの観点から紙媒体を好む読者が多く、電子書籍での出版を考えている場合は購入に繋がりにくい傾向があります。
また、制作過程においては、カラー画像が多くファイルサイズが大きくなりがちなため、Kindle出版では相性が良いとは言えません。
まとめ|Kindle出版で売れない理由を知ったうえで挑戦することが大切
Kindle出版で売れない原因は、テーマ・タイトル・表紙デザインの3点にある場合が多いです。この3点を意識するだけでも、売上が伸びる可能性があります。
また、SNSやブログを使って宣伝する方法や、積極的にレビューを獲得してランキングや検索画面での露出を増やす方法も有効です。
しかし中には、もっと効率的に販売機会を広げたいと考えている方もいるのではないでしょうか。
僕の場合は、電子書籍とペーパーバックの両方を同時に出版しています。
この方法なら販売開始直後から電子と紙の両方の需要を満たせるため、過度に宣伝やレビュー依頼をしなくても、販売機会を大きく広げることができます。
このノウハウは『AmazonでKindleとペーパーバックを同時出版する方法』に、初心者の方にもわかりやすくまとめています。
最初の売上をスムーズに手にしたい方は、ぜひ参考にしてください!
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Kindle出版が売れないときに関するよくある質問
Kindleで出版物が売れないときによくある質問を以下にまとめました。
Kindle出版でどれくらい稼げるの?
A.僕の場合、毎月安定して38,000〜47,500円のロイヤリティを得ています。
これは、2025年8月時点で計19冊出版したうえでの実績です。

ちなみに、Kindleをきっかけに僕のことを知ってくださった方が、他のサービスを購入してくださることもあります。
そうしたバックエンドの商品の収益は、月98万円ほどなので、もっと稼ぎたい人はKindleをフロントエンドとして活用するのもおすすめです。
Kindle出版代行の相場はいくら?
A.Kindle出版の代行サービスは一般的に数万〜十数万円程度が相場とされています。
ただし、業者によって価格は大きく異なります。依頼する際は、費用だけでなく、サービス内容も含めてよく検討しましょう。
詳しくは以下の記事もご覧ください。
→「Kindle 自費出版」


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