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オンライン講座を個別相談で提案する方法|Zoom面談の進め方と記入シート

オンライン講座を個別相談で提案する方法|Zoom面談の進め方と記入シートの説明用イメージ(AI生成)

オンライン講座を個別相談で売るときは、先に相手の現状、望むこと、受講条件を確かめ、その課題に合う部分を提案してください。Zoomで商品説明を全部読み上げるより、「この人に何が必要で、何は提供できないか」が分かる面談にします。

話すのが苦手だからと、長い台本を用意していませんか。大切なのは、上手な話で押し切ることではありません。質問と確認の順番が決まれば、あなたも次に聞くことを選びやすくなり、相談者も自分に合う講座かを判断できます。

本記事では準備、質問、提案、条件の説明、フォローまでを、一つの架空例で示します。面談の進行表を埋めながら、次の相談1件で確かめることを整えましょう。

目次

Zoomセールスとは?個別相談で決めることを先にそろえる

Zoomセールスは、Zoomなどのオンライン会議で相手と話し、商品やサービスを提案する商談です。移動せずに話せる、画面共有で教材を見せられるという利点があります。一方、相手の表情だけから本音や購入意思を読み取れるわけではありません。言葉で確認することが必要です。

相談の目的は、申込を取ることだけでなく、望む成果と提供内容が合うかを一緒に確認することです。合わなければ、保留や見送りも結論になります。最初に「状況を伺い、合う内容があればご案内します。不要なら見送っていただいて構いません」と進め方を共有してください。

例えば30分の相談なら、冒頭5分、確認15分、提案と次の合意10分という枠を仮に置けます。この時間は説明用で、売れる最適配分ではありません。質問が残ったときは、延長できるかを聞くか、別の確認方法を決めます。

面談前は、相手の情報と商品条件と接続を準備する

事前フォームで知りたいのは、答えを誘導するための弱点ではありません。「何をしたいか」「今どこで止まっているか」「何を試したか」です。回答する理由と扱う範囲を説明し、まだ分からない欄も残せるようにします。

架空の写真整理講座の相談では、次のように準備します。

準備するもの この例で確認すること
事前回答 今月の旅行写真を家族へ送りたい。昔の写真も見て選び終わらない
教材の実物 対象を絞る、選ぶ基準、アルバム確認の動画サンプル
提供範囲 録画教材。個別の写真選定やデータ復旧は含まない
商品条件 総額、提供期間、支払方法、質問対応、キャンセル条件
接続 招待URL、開始時刻、音声、画面共有、通信が切れた場合の連絡先

教育動画を事前に渡す場合も、見ていない人を責めず、何を見てほしいかを絞ります。録画するなら、目的、保存、共有の範囲を先に説明して同意を確認してください。相談の同意が、そのまま公開素材に使える許可になるわけではありません。

あなた自身も、申込ページと教材のサンプルを開いておきましょう。確認に戻れる状態なら、その場の思いつきで支援を追加せずに済みます。

面談を準備から次の合意まで:準備は目的・教材・接続を確認、聞くは本人の現状と希望、提案は合う範囲と条件を説明、合意は申込・保留・見送り
面談を準備から次の合意まで。本文の手順・判断を整理した説明図です。

同じ相談者へ、現状・希望・条件を順に聞く

いきなり原因を決めず、作業の場面を確かめる

説明用の会話例です。

相談者:旅行写真を送りたいのに、昔の写真まで見て終わりません。
講師:今月の旅行写真を送りたいのですね。どの作業で止まりますか。
相談者:送る写真を選ぶところです。アルバムを作る操作はできます。
講師:操作より、選ぶ範囲と基準を決めたいという理解で合っていますか。

この確認ができると、操作の基礎ばかり説明する必要はなくなります。ただし、相談者の返事が違ったら解釈を直してください。「本当は面倒なだけでしょう」と原因を言い当てる必要はありません。

到達点と使える時間を、本人の言葉で聞く

「いつまでに、どんな状態にしたいですか」「作業に使えるのは、どの時間帯ですか」と聞きます。架空の回答が「次の休日に今月の旅行だけまとめたい。30分ほどなら使える」であれば、その条件を提案の前提として残します。

30分で確実に完成すると保証するのではありません。実際の教材の分量や必要操作と比べるための情報です。講座に1時間の事前作業が必要なら、そこを伏せて提案してはいけません。

井野嵩彬が担当する僕の教材でも、現在地や理想を確認し、相手の価値観を先に決めつけない考え方を扱っています。公開講座の説明と目次で、扱う内容や講師を確かめられます。教材中の講師の経験と、この記事の架空の会話例は別です。

提案は「聞いた課題」と「提供する内容」をつなげる

確認した状態 提案の判断 説明する内容
操作はでき、選ぶ範囲と基準を決めたい 教材の該当工程を検討できる 今月の旅行へ絞る手順と選定基準のサンプルを示す
消えた写真を復元したい この教材の対象外 復旧対応を提供していないと伝える
自分の写真を講師に選んでほしい 録画教材だけでは希望を満たせない 個別選定は含まれないと説明し、合うかを再確認する
必要な操作経験や時間が未確認 提案を確定しない 条件を聞いてから適合を判断する

同じ商品でも、全員に同じ理由で勧めることはできません。「動画が何本あるか」だけでなく、どの動画を何のために使うかを見せましょう。講座のサンプルを一緒に開けば、学ぶ内容を確かめる材料になります。

個別に回数やサポートを調整する商品でも、変更できる範囲を事前に決めます。録画講座へ、約束していない1対1対応をその場で足すと、受講後の運営が破綻する原因になります。合うプランが存在しなければ、ないと伝えてください。

高額・長期の講座も、総額と支援の範囲を省かない

金額が高い商品ほど長期契約にすればよい、という単純な話ではありません。受講者が求める成果に対して、期間と支援が必要かを確認します。半年、1年といった期間も、商品設計の根拠があって初めて提案できます。

説明では、総額、支払回数、提供期間、教材へのアクセス、質問対応、解約や返金の条件を現在の案内と合わせます。年間プランが自動更新なら、更新周期と更新後の課金も含めて確認できるようにしてください。

月額換算や1日当たりの金額を示すなら、総額と計算期間を隣へ置きます。小さな数字だけで負担を軽く見せないこと。実績や費用対効果を話すときも、期間や条件が確かめられる証拠を示し、全員に同じ結果が出る約束へ変えません。

相手が黙ったときは、「高く感じますよね」と代弁せず、「どの点を確認したいですか」と聞きましょう。不安への詳しい応答は、別記事の反論処理で扱います。この面談では、疑問の所在と次の確認を残します。

同じ講座でも、提案は変わる:選ぶ基準が欲しいは教材の該当内容を確認、復旧してほしいはこの講座では対象外、個別選定してほしいは録画教材とは合わない、条件が未確認は聞いてから判断する
同じ講座でも、提案は変わる。本文の手順・判断を整理した説明図です。

冒頭・提案・フォローを、そのまま話せる文へまとめる

同じ架空相談で、実際に話す部分をつなげます。あなたのシートでは、括弧の役割に当たる内容を、自分の商品と確認した相手の言葉へ置き換えてください。

冒頭の文:「今日は30分で、旅行写真のどの作業を進めたいか伺い、講座が合うかを一緒に確認します。最初に状況を伺い、最後に合う内容があればご案内します。話したくないことは答えなくて構いません。この進め方でよろしいですか。」

適合が確認できた後の提案文:「アルバム作成の操作はでき、今月の旅行写真を選ぶ基準を決めたいと伺いました。この講座では、対象を絞る、選ぶ基準を決める、アルバムで確かめる工程を扱います。該当する説明をご覧いただき、この学び方が目的に合うか確認しませんか。写真の個別選定や復旧は含まれません。」

保留後に送る文:「本日はありがとうございました。ご希望は、今月の旅行写真を選ぶ基準を決めることと確認しました。お約束した教材サンプルと商品条件をお送りします。対応環境は確認してからお返事します。確認のご連絡を1回お送りするというお話でしたので、その範囲で連絡します。ご検討を終えた場合は、その旨だけお知らせいただければ終了します。」

この保留文を使うのは、資料送付と連絡の合意がある場合です。サンプルや条件が用意できていなければ、先に作ります。「その場でそう言ったから」と、存在しない資料を送付済みにしてはいけません。

申込・保留・見送りで、次の合意を分ける

最後は、あなたの説明が終わったかではなく、相手の判断と次にすることを確認します。

  • 申込:申込ページ、費用、開始条件を一緒に確認し、購入後の案内先を伝える。
  • 保留:「どの情報が必要か」「誰がいつ確認するか」「連絡してよいか」を合意する。
  • 見送り:受け止めて終了する。不要な追客や、断りを翻す質問を続けない。

例えば「サンプルを見て考えたい」なら、送る資料と確認する時点を決めます。「今回は必要ありません」なら、購入意思が隠れていると解釈せず、終了します。

保留で連絡日を決めても、その日までに答えを出すよう強制するわけではありません。「確認の連絡を1回お送りします」で合意したなら、別の商品の案内を何度も重ねないこと。相談者が選んだ連絡方法と範囲を、あなたの記録にも残しましょう。

面談後は、本人が話したこと、こちらの理解、説明した条件、合意した連絡を分けて記録してください。録画を見直す場合も、同意された範囲で扱います。成約件数だけでなく、提供できない約束をしていないか、必要な確認を飛ばしていないかも振り返りましょう。

進行シートで、次の1件に備える

配布するCSVは、事前回答、質問、確認した条件、提案理由、次の合意を記入する進行表です。説明用の架空例と、あなたの空欄を別にしています。実際のお客様の情報を公開シートへ貼り付けず、管理できる場所で使ってください。

この記事の記入シートをダウンロードする(CSV・記入例付き)

ExcelやGoogleスプレッドシートで開いて使えます。記入例は説明用の架空例です。ご自身の情報へ置き換えてください。

あなたが最初に整えるのは、上手な決め台詞ではありません。次の相談1件で聞く質問と、提案できる範囲を書きましょう。相手の目的と商品がつながったところへ、具体的に勧める。つながらなければ条件を確かめる。この判断ができれば、面談は商品説明を読む時間から、互いに納得して選ぶ時間へ変わります。

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