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プロが明かすオンライン講座カリキュラム制作4ステップ

あなたは、オンライン講座を作りたいと思いながらも、時間がかかりすぎるのではないかと躊躇していませんか?
実は、効率的なカリキュラム制作法を知らないがために、多くの人が無駄な時間を費やしています。

城 智英

本記事では、現役WEBマーケターである僕が、受講生1800人突破の実績から学んだ、オンライン講座カリキュラム制作の効率化3つのコツをお伝えします。

これらのコツを活用すれば、作業時間を50%以上短縮し、質の高いオンライン講座を作ることができるのです。

僕自身、オンライン講座制作に取り組み始めた当初は、どこから手をつければいいのか分からず、途方に暮れていました。しかし、試行錯誤を重ねる中で、効率的な制作方法を見出すことができました。
その結果、制作時間を大幅に短縮しながら、受講生の満足度の高い講座を提供できるようになったのです。

さあ、あなたも効率的なカリキュラム制作で、オンライン講座市場に参入しませんか?

このページを最後まで読めば、あなたもスムーズにオンライン講座を制作できるようになるはずです。
では、早速3つのコツを見ていきましょう。

目次

4ステップ制作法:作業時間を50%短縮するには?

オンライン講座のカリキュラム制作は、一見複雑で時間がかかるように思えます。しかし、適切な手順を踏めば、驚くほど効率的に進めることができるのです。
僕が実践している4ステップ制作法を使えば、作業時間を半分以下に削減できます。

この4ステップ制作法は、次のような流れで進めていきます:

  1. スタート地点とゴール地点を定義する
  2. アウトラインを制作する
  3. レクチャー内容を肉付けする
  4. 初稿として完成したカリキュラムを推敲する

それでは、各ステップについて詳しく見ていきましょう。

スタート地点とゴール地点を明確に:受講生の道筋を描く

カリキュラム制作の第一歩は、受講生のスタート地点とゴール地点を明確にすることです。これは、ジグソーパズルを組み立てるときに、まず外枠から埋めていくのと同じ原理です。

スタート地点を定義する際は、受講生の「現状」と「問題」を考慮します。

例えば、僕が制作した「マインドマップの書き方」講座では、次のようなスタート地点を設定しました:

『マインドマップを自己流で書いてきたが使いこなすことができず悩んでおり解決したいが、どの講座や本を見ても「自由に書け」と言われて、その「自由に書け」ができずに葛藤している』

一方、ゴール地点は受講生の「理想」の状態を表します:

『マインドマップを実用的に使いこなせるようになる』

この2点を決めることで、カリキュラムの外枠が定まり、効率的な制作が可能になるのです。

あなたの講座では、どのようなスタート地点とゴール地点を設定できるでしょうか?
ぜひ、具体的に書き出してみてください。

アウトラインで骨組みを作る:効率的な設計のコツ

アウトライン制作は、カリキュラムの骨組みを作る重要な工程です。ここでは、マインドマップアプリの使用をおすすめします。僕はGitMindというアプリを愛用しています。

マインドマップアプリには次のようなメリットがあります:

  • 抽象化と具体化がしやすい
  • 階層構造が可視化される
  • 切り貼りできる
  • グルーピングできる

アウトライン制作では、セクションとレクチャーを設計していきます。

このとき、次の3つのチェックリストを意識すると、効率的に進められます:

  1. マインドセットが先に、ノウハウはあとになっているか?
  2. 大きく抽象的な話が先に、小さく具体的な話はあとになっているか?
  3. あなたから見て、スタート地点からゴール地点へと最短最速で到達できる順番になっているか?

これらのチェックポイントを意識しながら、アウトラインを組み立てていきましょう。

レクチャー内容を肉付けする:魅力的なコンテンツの作り方

レクチャー内容の肉付けは、カリキュラムの質を決める重要な工程です。
ここでは、各レクチャーを「主張」と「説明」の2つの要素で構成することがポイントです。

主張は、そのレクチャーで伝えたい核心部分です。

例えば:

  • 「紙のマインドマップではなくアプリを使うべき」
  • 「ぜひGitMindを使ってください」

説明部分では、受講生に納得感を与えるために、次の4つの要素を意識します:

  1. Why(なぜ):その主張が重要である理由
  2. What(なに):主張の具体的な内容や概念
  3. How(どうやって):実践方法やステップ
  4. What if(事例):具体例や適用例

これらの要素をバランスよく盛り込むことで、受講生の理解が深まり、満足度の高いコンテンツになるのです。

例えば、「紙のマインドマップではなくアプリを使うべき」という主張に対して:

  • Why:時間と場所を選ばず、いつでも編集可能だから
  • What:マインドマップアプリの機能や特徴
  • How:アプリのダウンロードから基本的な使い方まで
  • What if:仕事や学習でアプリを使って成果を上げた事例

このように、4つの要素を盛り込むことで、受講生は主張の背景から実践方法まで包括的に理解できます。

推敲で品質を高める:初稿をブラッシュアップする技術

カリキュラムの初稿が完成したら、最後に推敲を行います。

ここでは、3つの視点を使い分けることが重要です:

  1. 虫の目:細かくレクチャー内容を確認する
  2. 鳥の目:ざっくりとセクション内容を確認する
  3. 魚の目:滑らかにスタート地点からゴール地点へと歩めるかを確認する

これらの視点を使って、自分が納得できるまで修正を繰り返すことで、オンライン講座の品質が飛躍的に向上します。飛行機が常に軌道修正しながら目的地に向かうように、カリキュラム制作でも修正を重ねることが大切です。

ピーター・ドラッカーの言葉を借りれば「フィードバックが凡人を一流にする」のです。

僕自身、この推敲プロセスで多くの気づきを得て、講座の質を向上させることができました。例えば、説明が不足している部分を見つけて補足したり、順序を入れ替えてより理解しやすい流れにしたりしました。

この4ステップ制作法を実践することで、あなたも効率的に高品質なオンライン講座カリキュラムを制作できるようになります。ぜひ、自分の講座制作に応用してみてください。

マインドマップ活用術:アイデア産出量を3倍にする方法

カリキュラム制作において、アイデアの質と量は成功の鍵を握ります。そこで効果を発揮するのが、マインドマップです。適切に活用すれば、アイデアの産出量を3倍以上に増やすことができるのです。

ここでは、僕が実践しているマインドマップ活用術をお伝えします。

マインドマップアプリの威力:紙を超える生産性

マインドマップと聞くと、紙に手書きで書くイメージがあるかもしれません。
しかし、カリキュラム制作には断然マインドマップアプリがおすすめです。

その理由は以下の通りです:

  1. 物理的な制限がない:無限サイズの紙のように使える
  2. 字の汚さを気にしなくて良い:キーボード入力で綺麗なフォントに
  3. 編集が容易:切り貼りや移動が自由自在
  4. デザインが整う:適切な余白で見やすく

例えば、A4サイズの紙では思考が制限されてしまいますが、マインドマップアプリなら無限に広がる思考を可視化できるのです。

城 智英

僕自身、以前は紙のマインドマップを使っていましたが、アプリに切り替えてからアイデアの産出量が格段に増えました。特に、アイデアの整理や再構成が容易になったことで、より洗練されたカリキュラム構成を作れるようになりました。

中心テーマから枝を広げる:アイデアを可視化する

マインドマップの基本は、中心テーマから枝を広げていくことです。

オンライン講座のカリキュラム制作では、次のような手順で進めると効果的です:

  • 中心に講座のメインテーマを置く
  • メインテーマから連想される主要なトピックを枝として追加
  • 各トピックからさらに詳細な内容を枝分かれさせる
  • 関連するアイデアを自由に追加していく

この過程で、頭の中にあるアイデアが目に見える形で整理され、新たな発想も生まれやすくなります。

例えば、僕がマインドマップの講座を作る際は、中心に「効果的なマインドマップの作り方」を置き、そこから「基本原則」「ツールの選び方」「実践テクニック」「活用事例」などの枝を広げていきました。そうすることで、講座の全体像が明確になり、足りない要素にも気づきやすくなりました。

ブレインダンプで量を出す:制限時間内に思いつく限り書き出す

アイデアの量を増やすには、ブレインダンプという手法が効果的です。これは、一定の時間内にできるだけ多くのアイデアを出す技法です。

手順は以下の通りです:

  1. 10分程度のタイマーをセットする
  2. その間、質より量を重視してアイデアを書き出す
  3. 批判的思考を一時停止し、思いついたことをすべて書き出す
  4. 時間が来たら一旦止めて、出てきたアイデアを俯瞰する

このテクニックを使うと、普段は思いつかないようなユニークなアイデアが生まれることがあります。カリキュラムの各セクションやレクチャーの内容を考える際に、ぜひ試してみてください。

僕自身、この手法を使って多くの斬新なアイデアを得ることができました。

例えば、マインドマップを使った会議の効率化や、学習計画の立て方など、当初は思いつかなかった内容をカリキュラムに追加することができたのです。

関連性を見出す:枝同士のつながりを探る

マインドマップの真の威力は、アイデア同士の関連性を可視化できる点にあります。枝同士のつながりを探ることで、新たな気づきが生まれ、カリキュラムの構成がより洗練されていきます。

関連性を見出すコツは以下の通りです:

  1. 異なる枝のアイデアを組み合わせてみる
  2. 一見関係ないように見えるトピック同士をつなげてみる
  3. 全体を俯瞰して、共通するテーマやパターンを探す
  4. 見つけた関連性から、新しいセクションやレクチャーのアイデアを生み出す

例えば、「マインドマップの基本技法」という枝と「仕事の生産性向上」という枝をつなげると、「マインドマップを使った会議の効率化」というユニークなレクチャーアイデアが生まれるかもしれません。

僕自身、この方法でカリキュラムに深みと広がりを持たせることができました。当初は別々だと考えていたトピックが、実は密接に関連していることに気づき、より体系的な講座構成を作ることができたのです。

マインドマップを活用することで、カリキュラムの構造が明確になり、アイデアの量と質が飛躍的に向上します。これは、受講生にとってより価値のある、体系的な講座を作るための強力なツールとなるのです。

ここで一つ、実践的なアドバイスをお伝えします。

マインドマップを作成する際は、最初から完璧を目指さないことが重要です。まずは思いつくままにアイデアを書き出し、後から整理や関連付けを行うようにしましょう。そうすることで、創造性を妨げることなく、より多くのアイデアを生み出すことができます。

さあ、あなたも今すぐマインドマップを使ってカリキュラムのアイデア出しを始めてみませんか?
きっと、これまでにない斬新なアイデアが生まれるはずです。

完璧主義を捨てる:リリースまでの時間を70%削減する思考法

オンライン講座のカリキュラム制作において、多くの人が陥る罠が「完璧主義」です。

完璧を目指すあまり、制作が遅々として進まず、リリースが何度も延期されてしまう…そんな経験はありませんか?
実は、完璧主義を捨てることで、リリースまでの時間を驚くほど短縮できるのです。

ここでは、僕が実践している「完璧主義を捨てる」思考法をお伝えします。

「Done is better than perfect」の真意:完璧より完了を

Facebook創業者のマーク・ザッカーバーグは

「Done is better than perfect.(完璧を目指すよりまず終わらせろ)」

という名言を残しています。

この言葉の真意を理解することが、カリキュラム制作の効率化の鍵となります。

完璧主義に陥りがちな人の特徴:

  1. 細部にこだわりすぎて全体が見えなくなる
  2. 自信が持てず、公開を躊躇する
  3. 常により良いものを求め、終わりが見えない

これらの特徴に心当たりがある方は要注意です。完璧を目指すあまり、肝心のリリースができなくなってしまいます。

僕自身、以前は完璧主義の病に陥っていました。オンライン講座の完成が近づくにつれて、不安に襲われ、「もっと良い内容じゃないと誰も買ってくれないかも」「この内容だと受講生は満足してくれないかも」といった思考に囚われていたのです。

しかし、ある考えを受け入れたことで、この症状は和らぎました。
それは「正解はお客様が決めるものであり、自分で正解を決めるものではない」という考えです。

この考えを受け入れてからは、お客様の頭の中にある正解を知るという意味で、とりあえずオンライン講座を完成させてリリースするように心がけています。

あなたも、完璧を求めすぎずに、まずは形にすることを意識してみてください。
それが、より早くリリースし、フィードバックを得る近道となるのです。

MVP(最小限の機能)の考え方:まずは核心を押さえる

MVPとは「Minimum Viable Product(実用最小限の製品)」の略で、最小限の機能を持つ製品のことを指します。
この考え方をオンライン講座のカリキュラム制作に適用することで、リリースまでの時間を大幅に短縮できます。

MVPの実践ステップ:

  1. カリキュラムの核心となる内容を特定する
  2. その核心を伝えるための最小限のセクションとレクチャーを設計する
  3. 必要最低限の説明と例を用意する
  4. 追加の内容や改善点はリストアップしておく

このアプローチを取ることで、まずは基本的な講座をリリースし、その後のフィードバックを元に改善していくことができます。完璧を目指すのではなく、まずは「十分に良い」状態でリリースすることが重要なのです。

僕の経験から言えば、MVPの考え方を取り入れたことで、最初のリリースまでの時間を大幅に短縮できました。そして、受講生からのフィードバックを基に、より価値のある内容へと進化させていくことができたのです。

80/20の法則:重要な20%に集中する

パレートの法則としても知られる80/20の法則は、全体の結果の80%が全体の原因の20%から生まれるという経験則です。

この法則をカリキュラム制作に適用すると、次のように考えられます:

  • 講座の価値の80%は、内容の20%から生まれる
  • 受講生の満足度の80%は、カリキュラムの20%の部分で決まる

この法則を意識することで、本当に重要な部分に集中してカリキュラムを作ることができます。

具体的には:

  1. 最も重要な20%のコンテンツを特定する
  2. その20%に時間と労力を集中させる
  3. 残りの80%は簡潔に扱い、後の改善の余地を残す

こうすることで、効率的に高い価値を持つカリキュラムを作ることができるのです。

僕自身、この法則を意識してカリキュラムを作成したことで、制作時間を大幅に短縮しながらも、受講生の満足度を高めることができました。

例えば、マインドマップ講座では、基本的な作成方法と実践的な活用例に焦点を当て、それ以外の細かい技術や歴史的背景などは補足情報として扱いました。

この方法を使うことで、あなたも効率的に価値の高いカリキュラムを作ることができるはずです。まずは、あなたの講座で最も重要な20%の内容は何か、考えてみてください。

イテレーションの力:小さな改善を繰り返す

完璧主義を捨て、リリースまでの時間を短縮する最後のコツは、イテレーション(反復)の力を活用することです。これは、小さな改善を繰り返し行うアプローチのことです。

イテレーションの実践方法:

  1. 最初のバージョンをリリースする
  2. 受講生からのフィードバックを集める
  3. フィードバックを元に小さな改善を行う
  4. 改善版をすぐにリリースする
  5. 2~4のサイクルを繰り返す

このアプローチの利点は、実際の受講生の声を反映できることです。机上の空論ではなく、リアルなニーズに基づいて講座を改善していけるのです。

例えば、僕が実際に販売しているオンライン講座では、受講生からのフィードバックを元に、説明が不足している部分を補足したり、新しい事例を追加したりしています。このような小さな改善の積み重ねが、講座の質を大きく向上させるのです。

完璧主義を捨て、MVPの考え方を取り入れ、80/20の法則を意識し、イテレーションを繰り返すことで、リリースまでの時間を70%以上削減できます。そして、それでいて受講生の満足度の高い講座を作ることができるのです。

カリキュラム制作において、完璧を目指すのではなく、まずは形にすることを優先しましょう。
そうすることで、あなたの知識と経験を待ち望んでいる受講生に、より早く価値を届けることができるのです。

さあ、あなたも今日から完璧主義を捨て、効率的なカリキュラム制作を始めてみませんか?
きっと、想像以上にスムーズに講座を完成させることができるはずです。

まとめ:効率化の3つのコツで、あなたのオンライン講座を成功に導く

ここまで、オンライン講座カリキュラム制作を効率化する3つのコツについてお伝えしてきました。ここで改めて、それぞれのポイントを振り返ってみましょう。

1. 4ステップ制作法:スタート地点とゴール地点を定義し、アウトラインを作成し、レクチャー内容を肉付けし、そして推敲する。この手順を踏むことで、作業時間を50%短縮できます。

2. マインドマップ活用術:マインドマップアプリを使用し、中心テーマから枝を広げ、ブレインダンプで量を出し、関連性を見出す。これにより、アイデア産出量を3倍に増やすことができます。

3. 完璧主義を捨てる思考法:「Done is better than perfect」の真意を理解し、MVP(最小限の機能)の考え方を取り入れ、80/20の法則を意識し、イテレーションを繰り返す。これによってリリースまでの時間を70%削減できます。

これら3つのコツは、それぞれが独立して効果を発揮するだけでなく、組み合わせることでさらに大きな相乗効果を生み出します。4ステップ制作法でカリキュラムの骨格を作り、マインドマップ活用術でアイデアを豊かに肉付けし、完璧主義を捨てる思考法で素早くリリースする。この流れを実践することで、効率的かつ効果的なオンライン講座カリキュラムを制作できるのです。

城 智英

僕自身、これらのコツを実践することで、受講生1800人突破の実績を達成することができました。最初は不安もありましたが、実際に講座をリリースし、受講生からのフィードバックを得ることで、講座の質を着実に向上させることができたのです。

あなたも、ここで学んだコツを活用して、オンライン講座制作に挑戦してみてください。きっと、想像以上にスムーズにカリキュラムを完成させ、多くの受講生に価値を届けられるはずです。

最後に、オンライン講座制作は継続的な改善が大切です。完璧を目指すのではなく、まずは形にして市場に出し、受講生からのフィードバックを元に改良を重ねていく。そうすることで、あなたのオンライン講座は進化し続け、より多くの人々の人生を豊かにする力となるでしょう。

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