もしかしたらあなたは、
適当に言葉を選んでいませんか?
少しでも心当たりがある方は、
ぜひ今日から言葉にこだわってください。
誇張なしに、人生が変わります!
こんにちは。
城 智英(じょう ともひで)です。
僕は小学生のとき、
めちゃくちゃ勉強が嫌いな子供でした。
にも関わらず、親からは
中学受験の専門塾に通わされたんですね。
日能研という塾です。
その塾では、
成績順にクラスが決まるという体制でした。
成績の良い子は上のクラス、
成績の悪い子は下のクラス。
というシンプルな体制です。
ですが、それだけではありません。
さらにクラス内でも、
成績順に席順が決まるという残酷な仕組みでした(笑)
勉強嫌いの僕は、
もちろん成績が悪かったので、一番下のクラスでした。
そしてクラス内でも一番下の成績だったので、
最下位の生徒が座る席だったのです…。
当時の僕は、それくらい勉強が苦手だったんですね。
そんなある日、
国語の先生の一言で、すべてが変わりました。
その言葉とは、
「智英って、いい名前ですね!
”知識の英雄”になりなさい。
という意味が込められているんじゃないかな。」
この言葉を聞いてから、
僕は勉強への意識が、少しづつ変化していきました。
そして現在はというと
勉強に対して苦に感じることは、ほとんどありません。
むしろUdemy、Kindleなどで、
人に知識を教えるビジネスをしているくらいです。
自分で言うのも恐縮ですが、
同年代と比べても、勉強はできる方だと思っています。
不思議ですよね。
このストーリーからお伝えしたかったことは、
「言葉にはパワーがある」ということです。
実は、”言葉の力”で大ヒットした製品は、
僕たちの身の回りにたくさんあります。
かつてスティーブ・ジョブズが大ヒットさせた、
AppleのiPodもそうです。
当時の音楽市場は、
SONYが開発したMDウォークマンという
MDカセットを持ち運ぶスタイルが一般的でした。
※MD=ミニディスク
MD1つに入る曲数は、せいぜい20曲程度です。
そんな時代にジョブズは、
「1000曲をポケットに」という言葉で、
商品開発をスタートしました。
当時、1000曲を持ち運ぶとしたら、
MDカセットが50枚も必要な時代です。
それが、ポケットに収まるなんて…。
めちゃくちゃ興奮しますよね。
実際に
当時のエンジニアやユーザーたちは、
そのクールな言葉に熱狂し、心を震わせました。
結果、iPodは世界中で大ヒットを記録。
ジョブズは言葉一つで、
Appleを世界的な企業へと成長させたのです。
僕は今でも、
言葉を選ぶときは、すごく慎重になります。
人にフィードバックをするときも、
言葉に関してはけっこう厳しく、
めちゃくちゃ細かくアドバイスするほど。
それだけ、言葉には大きなパワーが宿るのです。
言葉といっても、
キャッチコピーとかコンセプトとか、
いろいろな表現があります。
ですが大事なことは、
相手の”心”に響くかどうかです。
かつて僕は国語の先生から、
君の名前は「知識の英雄」と言われました。
その言葉は、
今でも僕の心のなかに残り続けています。
もしかしたらあなたの言葉も、
誰かの人生を変えるほどの”きっかけ”になるかもしれません。
ビジネスに限らず、
ぜひあなたも”言葉”にこだわってみてくださいね!
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