コンテンツ制作で
こんな経験はありませんか?
「コンテンツの内容は良いのに、
なぜか印象に残らない…。」
「せっかく準備したのに、
なかなか相手に伝わらない…。」
実は僕も、以前はよく
このような悩みを抱えていました。
今日は、その悩みを解決する
とっておきの方法をお伝えします。
こんにちは。
城 智英(じょう ともひで)です。
今日お伝えするのは、
僕が一番使用する文章のフレームワーク。
それは…「結論のサンドイッチ」です!
え?サンドイッチ?
はい、その通りです。
実は、効果的なメッセージの伝え方は
サンドイッチの構造によく似ているんです。
どういうことか、説明していきますね。
サンドイッチは、
パンに具材を挟んでいますよね。
これは、メッセージを伝えるときも
同じ構造になっています。
具体的には、このようなイメージです。
1.結論(上のパン)
2.説明、事例、エピソードなど(具材)
3.結論(下のパン)
このように、結論(パン)で、
説明や事例(具材)を挟む。
これが「結論のサンドイッチ」です。
この構成、あなたも
どこかで聞いたことありますよね?
そう、PREP法やSDS法など、
有名なライティング技法とほぼ同じです。
世の中にはたくさんの
フレームワークがあるのですが、
結局ほとんどサンドイッチ構造なんですよね。
さて、本題はここから。
どの技法を使うにしても、
ここだけは絶対に押さえてほしい!という
大事なポイントがあります。
それは…”具材”の重要性です。
サンドイッチの価値を決めるのは、
実は”具材”なんです。
フルーツサンド、ハムサンド、
エッグサンド、カツサンドなど…
挟む具材によって、
そのサンドイッチの魅力が決まりますよね。
これは、メッセージも同じです。
結論(パン)は、
ありふれた一般論が多いのですが、
説明や事例(具材)は、
あなたの個人的な体験談を挟むことで
すごく魅力的になるんですよね。
例えば、
スティーブ・ジョブズが
スタンフォード大学で行ったスピーチは、
今でも多くの人々に
語り継がれる名スピーチです。
このスピーチでは、
ジョブズの人生における
3つの重要なエピソードを「具材」にしていました。
1.学生時代に、なぜか
カリグラフィーの授業に熱中した話
2.Appleを解雇された後に
ピクサーを立ち上げて
トイ・ストーリーを作った話
3.ガンと診断され、
残りの人生を本当に重要なことに
集中できるようになった話
そして最後に、
「Stay Hungry, Stay Foolish.」
(ハングリーであれ、愚かであれ)
という結論へ繋げていました。
このように、個人的な体験談や
印象的なエピソードを挟むと、
相手はスッと理解できますし、
心にも響きやすいですし、
そして記憶にも残りますよね。
だからこそ、
コンテンツを作るときは、
とにかく”具材”にこだわってください。
特に効果的なのは、
あなたが経験してきたストーリーです。
リアルなあなたの体験談は、
メッセージをより魅力的にしてくれます。
ここで、簡単なワークをしてみましょう。
・あなたが伝えたい結論は何ですか?
・その結論を裏付ける事例は?
・印象的なエピソードはありますか?
これらを整理して、
ぜひ「結論のサンドイッチ」を作ってみてください。
そうすることで、
きっと素敵なコンテンツになるはずです。
あなただけの魅力的な「具材」で、
相手の心に残るメッセージを作ってくださいね!
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