今は小手先のテクニックが通用しない時代です。
ではどうしたら良いのか?
その答えは…
こんにちは。
城 智英(じょう ともひで)です。
僕はWEBマーケターとして、
色々な会社さんとのお付き合いがあります。
これは、とあるクライアントさんと
打ち合わせをしていたときの話です。
担当者さんから相談された内容に対して、
僕は「これが最善策でしょ!」という施策を伝えました。
具体的には、オプトインLP後の
サンキューページを修正した方がいいという提案です。
僕もそれなりにWEBマーケターとして活動してきたので、
提案した内容には自信がありました。
ですが、こちらの提案が全然通らない…。
どれだけ根拠のある説明をしても、
その担当者さんは、なかなか首を縦に振ってくれないのです。
そんなある日、その会社の社長も参加する会議がありました。
すると社長が担当者さんに、
「サンキューページ修正したほうがいいよね。」と、僕と全く同じ修正点を指摘したのです。
するとその担当者さんは「はい!すぐにやります!」と、
僕が提案したときとは真逆の反応を見せるという出来事がありました。
正直僕は、モヤッとせずにはいられませんでしたが、
それと同時に「まぁでも、そりゃそうだよね。」とすごく納得もしていました。
それが今日のテーマ、「何を言うかより、誰が言うか」です。
冷静に考えると、そもそも会社という組織であれば、
部下が社長の指示を聞くというのは当たり前の話ですよね。
さらに今回は、僕とその担当者さんとの関係性が薄いことも原因としてありました。
あなたが担当者の立場でも、
関係性の薄い外部の人間からあれこれ指摘されると、何となく反抗したくなりますよね。
これは、僕自身もすごく自覚があります。
というのも、最近は何か学びたいときに、
信頼している発信者や著名人の情報しか追わなくなったからです。
他にも、YouTubeやPodcast、SNSなどのコンテンツも、
基本的に信頼できる仲間や先輩から紹介されたものしかチェックしません。
あなたも似たような経験があるのではないでしょうか?
僕はこれからの時代、この傾向がさらに顕著になっていくと考えています。
なぜなら、WEB上にはあまりにもたくさんの情報で溢れている上に、
どの情報を見ても、だいたい同じような事を言っているからです。
今の時代、素晴らしいノウハウや概念はどこからでも手に入ります。
どのジャンルも基本的にレッドオーシャンなので、まさにWEBの戦国時代ですよね。
だからこそ「何を言うか」よりも「誰が言うのか」がとても大事なのです。
この傾向はつまり、本物の人やリーダーが選ばれる時代になったとも言えます。
初心者が参入するのは厳しい時代にも見えますが、僕はそうは思いません。
むしろ、小手先のテクニックが通用しなくなっているので、
真面目にコツコツ努力している人が報われる時代でもあるからです。
このように考えると、今できる行動も変わってきますよね。
ぜひ意識して実践してみてください。
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