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差別化でこんな間違いしていませんか?

「うわっ!この商品、買う価値ないわ…」

もし、あなたの商品やサービスが
お客様から「価値が無い」と思われていたら
最悪ですよね?

今日は僕の個人的な体験を元に
ビジネスやマーケティングを学び始めた
初心者がやりがちなミスについて
あなたにシェアします。

改めまして、こんにちは!
城智英(じょう ともひで)です。

あれは寒い冬の日…

妻とデートで、
みなとみらいの”クリスマスマーケット”に行った時の話です。

クリスマスマーケットとは、
毎年11月頃からクリスマスにかけて開催され、
ドイツをはじめとしたヨーロッパ各国のクリスマスグッズやお菓子が楽しめるイベントのこと。

僕たちは、
初めてのクリスマスマーケットだったこともあり、

・ホットワイン
・チーズポテトフライ
・ホットドッグ
といった、

お店にある食べ物を見て
心がウキウキしてました。

それはもう、美味しそうで美味しそうで
食欲が刺激されるんですよね。

特にその日は寒かったので
「ホットワインは絶対に飲みたいよね!」
と、妻と笑いながら話していたのですが、

1つだけ問題がありました。

それが…

お店はたくさんあるものの、
どこも大行列だったことです。

正直、買うまでに20分以上は待つような行列でした。

クリスマスマーケットというイベントに
とてつもない人が集まっていたんですね。

人が密集し過ぎて、
歩くのも大変でした。

そして、みんな お腹が空いているので
食べ物が食べられるお店に集まっている。

結果、どこもかしこも行列の店ばかりでした。

「ホットワインは 飲みたい。」
「けど、ぶっちゃけ並ぶのは面倒くさい!」
「待っている間に凍えてしまう!」

そう思った僕たちはなるべく 空いているお店を探しました。
すると、誰も並んでいないお店が目に留まったんです。

ラッキー!

…なんのお店だと思いますか?

ホットワイン?
ホットドッグ?

いえいえ。
それは『ファーストクラスの機内食が食べられる』というテーマの
斬新なお店でした。(店名は忘れました)

確かに斬新です。
でも、誰も並んでいない。

おかしいですね?

人は周りに沢山います。
みんな僕たちと同じようにお腹が空いているはずです。
事実、他の店は行列で溢れています。

しかし、誰も『ファーストクラスの機内食が食べられる』というテーマのお店に並んでいません。

なぜでしょうか?

もう勘の良いあなたなら分かりましたよね。

それは、もちろん、クリスマスマーケットに来てまでファーストクラスの機内食を食べたいと思う人がいなかったからです。

せっかくのクリスマスマーケットですから、
クリスマスらしいものが食べたいですよね!

僕と妻も、同じ気持ちでした。

結局、僕たちは、その誰も並んでいない お店ではなく、
美味しそうなホットワインが飲めるお店の行列に
おとなしく並ぶことにしました。

さて このエピソードから何が言えるでしょうか?

それは「お客様が求めていない 差別化は意味がない」ということです。

ビジネスやマーケティングを学んだことがある方なら
「差別化が大事!」という話を一度は聞いたことがあると思いますが
ただ 差別化をすればいいというわけではありません。

お客様が求めている内容を踏まえた上で、
差別化するのが大切なのです。

よくある間違いは
今回、僕が体験したクリスマスマーケットで、
『ファーストクラスの機内食が食べられる』お店のように

ライバルと競合しないようにとニッチなマーケットを狙うあまり、ビミョーなコンテンツを作ってしまうケースです。

実際の例としては、
・ヘアカラー付きペットフード
・LED搭載付け爪切り
・折りたたみ式寝袋付きオフィスチェア
などがあります。

それぞれかなり差別化できていますが、
実際にペットフードを買うときに
「ついでにペットの毛色も染めよう」
と考える人がどれくらいいるか?

爪を切るときにライトは必要か?
部屋全体を明るくできない理由があるのか?

オフィスで寝袋まで持ち出して
昼寝をする人がどれくらいいるのか?

と考えると、答えは明白ですよね。

ビジネスを成功に導くためには、差別化が重要ですが、
それが市場の需要に結びついていなければ意味がありません。

「お客様が求めていない 差別化は意味がない」

ぜひ、肝に銘じておいてください!

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