毎日忙しく働いているのに
なかなか成果が出ない…
そんな経験はありませんか?
実は、多くの人が
気づかないまま
大切なことを見逃しています。
今日はその秘密について
お伝えしていきますね。
こんにちは。
城 智英(じょう ともひで)です。
最近、興味深い本を
読みました。
『コンサルが「マネージャー時代」に
学ぶコト』という本です。
(著者:高松 智史さん)
この本で特に印象に
残ったのが、
社長とか課長とか、
偉い人たちは一体
何をしているのか?
という話です。
確かに気になりますよね!
でも、
答えは意外にシンプルな
ものでした。
それは…
「論点を整理している」
のだそうです。
具体的には6つのステップを
踏むとのこと。
- 論点整理
- サブ論点整理
- タスク化
- スケジュール設定
- 作業
- アウトプット
難しく見えますが
簡単に言うと…
課題(論点)を洗い出して、
タスク化まで落とし込もう
という話ですよね。
でも多くの人は、
これが出来ていません。
というのも、
論点整理やタスク化が
中途半端の状態で、
すぐ作業に取り掛かって
しまうからです…。
論点整理のメリットは、
解くべき課題と
解くべきでない課題を
しっかり振り分けること。
これが大切になります。
例えば、貧困問題や
環境問題、差別など、
世の中には答えの出ない
問題がたくさんありますよね。
これらを解こうとすると、
人生を丸ごと捧げても
たぶん解決できません…。
これは、
仕事でも同じことが
言えます。
解ける問題に絞っていくこと。
これが重要なんです。
言い換えると、
課題の設定や
論点の定義こそが
最も価値のある仕事に
なるということです。
面白いことに、
この段階までは
頭で考える作業なので、
全く手を動かしていません。
でも、それがものすごく
価値の高い仕事なんですよね。
例えば、孫正義さんが
パワーポイントを作っている
姿を想像できますか?
「今日もExcelをいじるか」
なんて言ってる姿は
想像できないですよね(笑)
それよりも
孫正義にしかできない
重要な仕事をしているはずです。
意思決定や論点整理、
課題設定。
これこそが経営者の仕事。
これは大企業だろうが
個人事業主だろうが
関係ありません。
むしろ個人の人ほど
しっかり意識すべきだと
僕は考えています。
とはいえ僕自身、
昔はこのことが
全く理解できていませんでした。
全部自分一人で
やろうとしていたんです。
でも、それでは
自分が忙しくなるばかりで、
全然豊かになりませんでした。
自分がやらなくても
いい仕事は、
どんどん他の人に
お願いしていく…
そんな風に仕事をしていくことが
とても重要なんです。
あなたは、
本当に価値ある仕事に
集中できていますか?
それとも、あなたが
やらなくていい作業に
時間を取られていませんか?
ぜひ、今日お話しした
「論点整理」を意識して
仕事に取り組んでみてくださいね!
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