あなたのコンテンツ、
お客様に素通りされていませんか?
こんにちは。
城 智英(じょう ともひで)です。
人間の命を最も奪っている生物をご存知でしょうか?
答えは「蚊」です。
蚊はマラリアを始め多くの病原菌の媒介となっていて、
なんと年間数百万人の命を奪っているとのこと。
あなたは蚊に恐怖を感じたことはありますか?
正直、僕はありません。
あなたも同じ気持ちではないでしょうか。
ですが、10年以上も前から、
蚊の危険性を訴え続けている人がいます。
それが、マイクロソフトの創業者であるビル・ゲイツです。
ビル・ゲイツは、
蚊を媒介としたマラリア感染で多くの命が奪われているのに、
人があまり恐怖を感じていないことに危機感を覚えていました。
どのようにしたら人は、蚊に対して危機感を持つようになるか?
そう考えていたビル・ゲイツは、
TEDの会場でスピーチを行ったときに、人々の関心を引くために”ある演出”をしました。
その演出が、僕たちの学びになるのでシェアしますね。
まずビル・ゲイツは、
蚊を媒介とした感染症で多くの命が奪われていることを熱弁しました。
さらに、薄毛治療薬の方がマラリア対策以上の金融投資がされていることを伝えて、
蚊に対する世の中の関心が小さいことを訴えました。
そのときです!
ビル・ゲイツは小さな瓶を取り出して、こう言いました。
「マラリアの主な感染源は蚊です。
今日は蚊を数匹持ってきたので、会場に放ってみましょう。」
そう言って、蚊を会場に解き放ったのです。
会場は小さな笑いと混乱に包まれます。
もちろん会場に放ったのは、
病原菌を持たない無害な蚊ですよ。
刺激的で、面白い演出ですよね。
このビル・ゲイツの演出は、
様々なニュースサイトで取り上げられて話題になりました。
演出を工夫したことで、多くの人々の興味を引くことに成功したのです。
さて、このエピソードから伝えたかったことは、
「伝え方を工夫しよう」ということです。
あなたは情報発信をするとき、
どれくらいお客様の興味を引くことができていますか?
もしくは、どれくらい伝え方を工夫しているでしょうか?
確かにビル・ゲイツのやり方はちょっと刺激的ですし、
人によっては嫌悪感を抱く方もいるのかもしれません。
ですが、この演出をしたことで多くのメディアが取り上げたので、
たくさんの人々に蚊の恐ろしさが伝わったのではないでしょうか。
それによって一部の投資家の心が動かされて、
マラリア対策への金融投資が活発になれば、結果的に多くの命を救えますよね。
とはいえ、刺激的な伝え方をなるべく避けたいという
あなたの気持ちも理解できます。
なぜなら、今のWEBマーケティング界隈では、
煽るようなコピーや刺激的な表現が嫌われる傾向があるからです。
強い興味を引く広告ほど、
バックエンドに詐欺っぽい商材があったりするので、
そういう気持ちになるのもしょうがないですよね。
だからこそ僕たちは、
お客様が誤ってそのような詐欺商材を買わないように、
自分たちの商品にしっかりと興味を持ってもらうことが大切になります。
本当に困っているお客様を助けるためにも、
ときには煽るような表現も必要ですし、
刺激的なメッセージも必要になる場面が出てくるものです。
僕のメルマガやコンテンツのタイトルでも、
たまに強めの表現をしていますが、そういった背景があるからなんですよね。
ちなみにこれ、
億を稼ぐマーケターなら全員やってますよ。
僕たちの主戦場はWEBなので、
テキストだけでなく、印象的な写真や動画を使うなど、
工夫すれば様々な表現をすることができます。
あとはアイデア次第なので、
どんな工夫をすればお客様の興味を引くことができるのか?
これを機に、ぜひあなたのコンテンツの
伝え方について考えてみてくださいね。
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