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完璧を求めるな!

今日あなたに伝えたい言葉は
Done is better than perfect!です。

こんにちは。
城 智英(じょう ともひで)です。

この英文は、Facebookの創始者マーク・ザッカーバーグの有名な言葉です。

『完璧を目指すよりまず終わらせろ』

という意味ですが、僕の友人がまさにこんな経験をしたと言うのです。

友人が家族旅行に行ったときのこと。
旅先では思い出の動画を撮りながら過ごしました。
旅行の後、良い感じに編集して思い出ムービーを作るつもりだったので、撮影した動画はかなりの長時間になったそうです。

旅行後、家族みんなで鑑賞会を開いてワイワイと思い出に浸れたら……と楽しみにしながら編集作業に入りました。

そこで、友人はこだわり過ぎてしまいました。

家族一人一人のベストショット。
ペットのワンちゃんの一番可愛いショット。
思い出の風景など。
数秒単位で拘って編集を進めました。

そして気づけば、ムービーのお披露目会が旅行の4カ月後になってしまっていました。
けっこうかかりましたね。

いざ、待ちに待った鑑賞会。
すると……

「こんな道通ったっけ?」
「こんなの食べたっけ?」
「これ、覚えてないわ。」

家族から思ったような反応が返ってきませんでした。

編集後の再生時間が1時間を超える大作ということもあって、
みんなの集中力も散漫になってきます。

あれほど可愛くこだわった愛犬のアイキャッチは見てもらえず。
そのうちみんなお茶を飲みながらチラ見する程度に。

友人は思いました。
完璧主義にならずに、旅行の記憶が新鮮なうちに見せればよかった、と。

僕はこの話を聞いて、これはクリエイターあるあるだなと思いました。

作り手は細かいところにこだわりたくなります。
特に専門としているジャンルでは、細かいアラまで見えてしまうので、細部にまで手をかけたくなります。
しかし、専門家ではないユーザーにはそこまで見えていません。

アーティストなら、自分の作品のクオリティを突き詰めていくスタイルも良いでしょう。

でも、僕たちはビジネスをしているのであって、アーティストではありません。
ユーザーが求めていることを、求めているタイミングで提供することが大事です。

まさに “Done is better than perfect” のように、クオリティよりもとにかく「今、出す」というタイミングの方が大事だったりしもます。

自分のために完璧主義にこだわるのではなく、あくまでもユーザーが求めていることを、求めているタイミングで提供する。
アーティストではなく、ビジネスマンとして頑張っていきましょう!

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