あなたは、小さいころからずっとやり続けていることがありますか?
こんにちは。
城 智英(じょう ともひで)です。
僕は小学4年生からテニススクールに通い始め、
中高ではテニス部に所属し、
大学時代はテニスサークルで活動しながら
アルバイトでテニススクールのコーチをしていました。
社会人になった今でもテニススクールに通い続けています。
これだけ長く続けられたのは、
テニスが『生涯スポーツ』という側面を持ち合わせていたからです。
たとえば、チームスポーツであるサッカーや野球だと、体力が落ちればもう活躍できません。
また、かなりの大人数と日程調整をしないといけないので、実践するのが難しいです。
対してテニスは、個人の体力や経験値に合わせて、楽しむことができます。事実、80歳のおじいちゃん、おばあちゃんがテニスを楽しんでいる姿を僕はよく見かけます。
またテニスを実践するために必要な人数は、自分以外にもう一人いればOK。もしくは、友達がいなかったとしても、テニススクールに通えばテニスができます。
つまり、テニスは始めやすく、続けやすい環境が整っているのです。
ただテニスをずっと続けてきた僕ですが、
最近は体の衰えを感じています。
実際、僕がテニスで一番強かったのは大学生の頃です。
体力的にも一番パワーがあったと思います。
今は、そのころと比べると筋肉量が落ちて、理想の動きを自分の体で表現するのにフィジカルが追いついていないのが現状です。
こうなると、試合をしても相手の若さやファイトに負けてしまうこともあります。
しかし、サーブやボレーなどのボールさばきも含め、技術的には今が全盛期で、一番うまいと確信しています。
僕は体が細いので、スピードのある力強いボールは打てませんが、
ラケットの進化と、技術向上のおかげで、前よりも良いボールを打つことができるようになりました。
これは「長く続けているから」という理由だけではありません。
僕は、これまでのテニスの練習の中で、
その都度「課題感をもって」練習に取り組んできました。
打つボールの速度を早めるために、回転数を落としてフラット気味にボールを捉えよう。
ボールを打つ前のフットワークを意識しよう。
そんなふうに、自分の課題をクリアするべく意識して反復練習を続けたおかげで技術力が向上し、良いボールを意識しなくても打てるようになりました。
自分にとって効果のある、最良の方法を徹底的にやり続けることにより、完全に習得できたんですね。
【効果が期待できることをやり続ける】
実は、これはすべてにおいて言えることだと思います。
たとえば、セールスライティングなどの文章術。
初心者は、PREP、PASONA、AIDAなど、セールスに効果があるとされる文章作成の型にはめて練習するのがおすすめです。
その型をひたすら繰り返すことにより、その感覚が自分の中に浸み込んできます。
最初は意識しながらしか書けなかった文章が、やがて無意識でも書けるようになってきます。
繰り返すうちに技術が自分と一体化してブレイクスルーが起きるのです。
シンプルですが、効果が期待できることをやり続ける。
これがブレイクスルーする唯一の道だと思います。
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